僕と嫁と義母タカコの成霊日記

神戸に住む普通の僕と憑依体質の嫁と強力霊的パワーを持つ義母タカコとで繰り広げる浮かばれない霊たちとの交流日記! それぞれの霊たちのストーリーをブログでお届けします。 ※これは霊たちのリクエストでもあり、記録として伝えてほしいということなのですが、マジメに書くとなんとなく恐いので、明るくライトに書き綴ります。

お地蔵さんの前で…

 先ほどの方が成仏されて、やれやれする暇もなく次の方が出てこられました。

 

あっちへ行っていいですか?」

 

一人目の方は、義母タカコの家のダイニングでテーブルの端でスーッと上がられましたが、次の方が「あっち」と言うのは、仏さんがいらっしゃる「仏間」のことです。

 

嫁は目をつぶっていて、体もダラーッとしたままなので、私が嫁を抱きかかえて、仏間まで連れて行きました。

 

仏間に入るや否や、「うわぁ、明るい!こんな明るいところは初めてです。

仏さんもたくさんいらっしゃって・・・本当にすごいところですね!」と言います。

 

嫁はずっと目をつぶっているので、憑いてる方の目で「あの世」ってそんな感じに見えるんでしょうね。※たくさんの仏さんが来てはったんや。。。

 

この方は、昼間に行っていた姫路のお寺のちょうどお地蔵さんの前の縁側に座ってたそうです。

 

お寺にいる時、そこに私と嫁が座っていたので、簡単に憑依して付いてこられたようです。

 

どうしたらいいですか? ここで待ってたらいいですか?」と聞くので、

お茶でも飲まれてからあっちに行かれますか?」と義母タカコが聞くと、

え?そんなことまでしてもらえるんですか? なんともありがたいです。

ぜひそうさせてください。」ということなので、暇そうにしてた甥っ子のA君にお茶を頼んで持ってきてもらいましたが、泣けてくるくらい熱いお茶を持ってきました。。

 

さすがにこれは飲めないやろ。。。と思いましたが、そこはさすが霊。

おぉ、これはありがたいありがたい」と言って熱湯のお茶をぐびぐび飲まれました。

 

あとで嫁に「あのお茶、熱くなかった?」と聞くと、「熱すぎるわ!」とA君に怒ってました。 ※お疲れ、A君。

 

ありがとうございました。それではそろそろ行きます。どうも皆様有難うございました。」と言い残し、お経をあげることもないままスーッと成仏していかれました。

 

姫路のお寺で憑いてくる人はすでに覚悟があるのか、世話無いなぁ・・・」と言ってたら、嫁がバタン!と倒れ、ジュータンの上で寝ながらぐるぐる回り始めました。。

 

 

(つづく)