僕と嫁と義母タカコの成霊日記

神戸に住む普通の僕と憑依体質の嫁と強力霊的パワーを持つ義母タカコとで繰り広げる浮かばれない霊たちとの交流日記! それぞれの霊たちのストーリーをブログでお届けします。 ※これは霊たちのリクエストでもあり、記録として伝えてほしいということなのですが、マジメに書くとなんとなく恐いので、明るくライトに書き綴ります。

ドンドンファンファン

 

 

 

 一人目の肺を悪くして亡くなった「割と上品なおば様」が成仏されると同時に「2体目」のおいさんが(義母タカコに憑依して)出て来られました。

 

 

 

 

「Iちゃん」に話しかけています。

 

 

 

 

 

「あぁ、あんたIちゃんのこと)… 」

 

 

 

 

「あんたがここに連れてきてくれたんやな、あんたに礼を言わなあかんな」

 

 

 

 

ここで「Iちゃん」は返事をせずに、ボーっと聞いてたので、霊のおっちゃんから「わしの言うこと聞こえてるか?」と怒られてました。( *´艸`)

 

 

 

 

 

「アコギなことしてきたんや…だから今こうなって(浮遊霊になって)しもてるんや」

 

 

「もうしんどうてな、どこぞええとこに上がらしてもらおうと、あそこ(Iちゃん家の駐車場)で長いことおったんやけど、あんた(Iちゃん)、全然気付かんかったな!!」

 

 

 

(。-`ω-) また怒ってはる

 

 

 

 

「けど、ありがとうやな、あんたもしんどかったやろけどな」

 

 

 

「(浮かばれないのは)悪いことしてきたからや。自業自得や。」

 

 

 

「『神仏なんかおるかいな!』と思ってきたんや。それがアカンかった」

 

 

 

 

と割と長めに語りだしました。

 

 

 

 

このおっちゃんは「お金待ち」だったようですが、家族がいなかったので寂しい最後だったようです。

 

 

 

 

しかし「金持ちだった」ということに反応した私は色々と聞きたくなりました。

 

 

 

 

 

「おっちゃんさぁ、どないしたら金持ちになれるんや?」

 

 

 

 

「ワシも苦労してな。まずはコツコツ貯金したんや。なんぼ貯めたと思う?」

 

 

 

「知らんけど、1億くらいか?」

 

 

 

「そんなに貯まるかいな!勤めながらやからせいぜい100万や。それを元手にな、IT株に投資したんや」

 

 

 

「へー、そしたらおっちゃんは最近の(死んだ)人やな?」

 

 

 

 

「そやな。その金がいくらになったと思う?」

 

 

 

「1億か?」

 

 

 

 

「1億好きやな! 5000万や。そしたらな。急に見ず知らずの家族が増えだしてな。『お前誰やねん!』いう親戚がえらい増えだしたんや。ワシも家族おらんし孤独やろ?それで悪い女につかまってしもてな。。。最後は毒盛られて死んでしもたんや…」

 

 

「え?おっちゃん、もしかしてドンファンか?まさかな。。。」

 

 

 

「おぉ、あんたも和歌山か? フフフ まぁ、そうか。そう言うてくれるか、ありがと。兄ちゃん、ありがとうな。」

 

 

そこから僕はおっちゃんを「紀州ドンファン」という設定にして色々話しました。

※多分チャウと思うけど、孤独な金持ちの最後ってなんとなく似てるんかもしれません。

 

 

「人間は金やない。死んでも金なんか持って行かれへんし、金がすべてやないねん」と僕が言ってみたいセリフをさんざん言うので、「金持ちになる方法教えてくれや!」と聞きました。

 

方法は二つ

 

① できるだけお金を使わないこと 

② 使う時(ここや!という時)は使う。

  ※使えば、必ず「倍以上」になる。

 

 

 

 

 

おっちゃん。。。

 

 

 

 

 

「そんなことワシら(頭では)わかっとんねん!!!!」とツッコむ前に、機嫌よく成仏して行かれました。

 

 

 

 

※色々と話を聞いてあげるだけで成仏する浮遊霊は結構います。

 

 

 

 

 

 

「はぁ、長かったなぁ…」と言ってたら、「次の方」が出て来られました。

 

 

 

 

 

 

 

づづく