横恋慕
週末、義母タカコの様子を見に、嫁の実家に行きました。※毎週行ってます。*\(^o^)/*
いつものように、寝たきりの状態になっている義母を想像しましたが、なんと台所で「おでん」をこしらえているじゃありませんか!!!
※義母タカコの「おでん」は美味いんです。
「おぉ、元気そうでよかったですね!」と声かけたら、「そやねん。ものすごい調子ええねん。だから”お勤め”も再開して、明日も相談者(浄霊や先祖供養)が来はるねん。」とのこと。。
もう義母に憑いている浮遊霊が居ないのが分かり、「よかったぁ~」と僕と嫁が胸をなでおろしていたら、部屋の隅の暗~いところから、何やら「呻き声」が聞こえてきました。
そこには、何やら大きな猪のような物体が横たわっていたので、恐らく義姉である「ブー和尚」かと思い無視してましたら、「助けてぇ~…仏間で浄霊してぇ~」と言ってましたが、「ない、ない」と言って放っておきました。( *´艸`)
それでもずっと呻いているので、可哀想になった嫁がブー和尚(義姉)に近づくと、ゾワワワ~と寒気がしたそうで、「あかん、これはめっちゃ憑いてるわ!」という号令の下、全員で仏間に行きました。
この場合、浄霊のリーダーは当然「義母タカコ」です。
さすがの浄霊テクニックで、お経や呪文を繰り出していくうちに、ブー和尚(義姉)が泣き出しました。
途中、「ハァーハァー」と呼吸が激しくなったり、「イヒヒヒヒィ~」と笑いだしたりと、かなり不気味なブー和尚(義姉)でしたが、突然「熱い!熱い!」と喚きだしました。
義母は、「そうじゃろ。熱いじゃろ。それはお主にも罪がある。己の顔を見てみよ。」と、霊に対して(珍しく)キツイ対応です。
「はよ、そのおなご(ブー和尚・義姉)から離れよ!」と義母が言うと、「イヤヤ、イヤヤ!離れたくない。ここにおるんじゃ!」と言うので、「ほんなら、ずっとおったらええんちゃうかなぁ…」と僕が言うと、ちょっと霊(この場合、ブー和尚)も笑ってました。(*´ω`)
そんな感じでしばらくゴチャゴチャ言うてましたが、一連のお経と呪文で、最後はスーッと上がられて行きました。
終わってから義母に聞くと、その女性は妻子のある男性を好きになり(横恋慕)、その男性を奪うために、妻を焼き殺そうとしたそうです。 怖…(-.-;)y-~~~
しかし、事前にバレてしまい、逆にその女性が「火炙りの刑」にかけられてしまったそうです。
※なので、義母タカコは「お主にも罪がある。」と言ってたんですね。
その女性は、「顔が真っ黒で、鬼のような形相」だったそうで、義母とブー和尚(義姉)には見えていたそうです。
※僕はそういうの見えない人で良かったです。
(*゚▽゚*)
ブー和尚(義姉)の巻、つづく…