弘法さん
日本で最も馴染みのあるボンさんと言えば、弘法さんこと、空海-弘法大師。
釈迦から1200年後に存在した日本の偉人。
生きたまま仏になられ、高野山で今尚 即身仏の状態でいらっしゃいます。
高野山の奥の院に行かれた事がある人は分かると思いますが、空気がバツーンと変わりますよね。
そんな弘法さんは、ありがたいことによく義母タカコに出てこられます。
年末とかココ!と言うときに出てきてくれるのですが、日本史上最高の天才であり、「いろはにほへと」で日本人に平仮名を分かりやすく教えた超偉人なので、どんなすごい感じかと思いきや、ものすごーく優しく話される温和な方…
ものすごく上品で優しく話され思いやりのある愛に溢れる感じでお話ししてくれます。
しかし、弘法大師さんの事って実はあんまり知りません。知ろうと思って解説本を買ってもイマイチ難しくて分からなかったのですが、今日とても読みやすいのがあったのでゲットしました。
「人生の悩みが消える空海の教え」という本で高野山の阿闍梨さんが書いてます。
まだ読み始めなのでこれからですが、最初のページからガツーンとやられました。
「雨足多なるもこれ一水なり」
人間なんて雨のようなもの。
必然があって、雨となって降り、地面についたら無くなり、溝から川に行って海になって水蒸気となって雲になってまた雨となる。
宇宙や地球の歴史から考えると我々人間の一生なんて雨みたいなもの…
もともとは海のような何か大きいところで一つだった。
それが雨、個体としての存在、人間となり、悩みが生じたり人を批判したりするけど、元々は同じ海で一つやったやんか!
実際、人間の身体もほとんど水分やし。
みたいな…
シビれる…
弘法さん、マジ痺れるわ。