ジーダブリュー ⑴ 寝違えました、嫁が
いよいよ明日からGW(ジーダブリュー)の連休が始まりますね。
私も休みのための時間を作るために、せっせと残業をして仕事にケリを付けて帰りました。
かなり帰りが遅くなりましたが、「今から帰るデー」のメールを嫁に送ると、「首を寝違えてシンドイ〜」とのこと。
「首を冷やして先に寝といてなー」とメールを送り、それから30分後くらいに帰宅しました。
いつもなら先に寝入ってる嫁がまだ起きてました。
「ものすごく首が痛くて寝れない」
痛み止めのロキソニンを飲ませ、首に湿布を貼って寝かそうとしたけど、「横になると辛いからこのまま座ってる」というので、僕も一緒に座ってました。
しばらく嫁と話をしてたのですが、だんだん嫁の声が別の人の声になってきました。
(p_-)
「あぁ、久しぶりに誰か憑いたな…」と思ったので、優しく嫁の背中をさすってあげると、ものすごく泣き出しました。
そして、手を握りこぶしにして、手のひらを広げたくても固まって広がらない。
身体も固まってしまって、腕も動かない。
なんでも、薬の影響からか、その後遺症で身体が不自由になってしまい、全身が痛くて痛くて亡くなってしまった女性の霊でした。
そして、嫁に辛い思い(首の痛み)をさせて、「ゴメンなさいゴメンなさい」と何度も謝ります。
「あぁ、この人はいい人やなぁ」と思った私は、少し情にほだされてしまいました。
「明後日、義母タカコの家(嫁の実家)に行くので、それまで(嫁の中に)居ますか?」と言うと、「え?おっていいですか?あの方(義母タカコ)に会えますか?」と嬉しそうに言うので、「ええですよ。その代わり、それまでは大人しくしといてもらえますか? でないと、嫁が痛がって可哀想なので…」と言うと、「わかりました」と言って、安心して嬉しそうにされました。
と同時に、急に「ゲラゲラ〜〜」と笑いだしました。 (๑・̑◡・̑๑) why?
「なにがそんなに面白いんですか?」と聞くと、「いや、今日の昼間、あなたの家のアルバム見てたら、あなた(僕)がピンクのセーターを着てる写真があったので、おかしくなってこの人(嫁)と一緒になって大笑いしてたんです。そしたら、ボクちゃん(息子)が、『パパの写真見てそんなに笑うのは失礼やろ!』と怒るから、余計におかしくて…アハハハハ〜〜(´༎ຶོρ༎ຶོ`) 爆笑 」と笑いながら、僕にアルバムの写真を見せてきました。
うん、確かにそのピンクのセーターはおかしいね。
しばらくして、嫁の首の痛みを和らげてくれたのか、嫁ともども横になって寝てくれましたが、明日息子が起きたら、ホンマにそんなことがあったのか確認しようと思います。
明日もまたあの写真を見せられそうです。
隠しといたろか。
続く…