僕と嫁と義母タカコの成霊日記

神戸に住む普通の僕と憑依体質の嫁と強力霊的パワーを持つ義母タカコとで繰り広げる浮かばれない霊たちとの交流日記! それぞれの霊たちのストーリーをブログでお届けします。 ※これは霊たちのリクエストでもあり、記録として伝えてほしいということなのですが、マジメに書くとなんとなく恐いので、明るくライトに書き綴ります。

お地蔵さん

 

うちの息子は7歳ですが、赤ん坊の時からお寺や神社などのお詣りによく連れて行きました。

 

連れて行く先で「嫁と息子」というセットだからこそ憑いてこられる霊もいるのです。

 

 

1) 息子、「カレー」が食べれない・・・の巻

ご多分に漏れずウチの息子(どこの息子もそうでしょうが)はカレーが好きです。

 

よく行く姫路のお寺でのこと。

そこでは、お詣り事が終わるとカレーが振る舞われます。

 

いつも問題ないのに、その日に限って息子はゲーしました。

 

しかもすごい高いテンションでギャン泣きしてます。

「これは何か憑いてるなぁ~」と困ってたら、その寺の住職が来て

はいはーい、じゃあとりましょうね。『エイ!』」と一発であげてくれました。

 

すぐに泣き止んで事なきを得たのですが、お寺の裏にある公園辺りで憑いてきたそうです。お寺でのことなので、すぐに終わりました。

 

2)息子、マグロが食べれない…の巻

 

うちの息子はマグロが大好きです。※最近はサーモンですけどね。

 

和歌山の実家に行くと、おばあちゃん(僕の母)は息子が喜ぶからと言って、

赤身の良いマグロを市場で買ってきて食べさせるのですが、

ある時、「これ何? こんなの食べれないわ。気持ち悪い!」と言ってまったく食べない時がありました。

 

「いやいや、あんたが大好きなマグロやんか!」と思ってみんながおかしいなと思いましたが、「もうマグロも飽きたんかな・・・」と思ってその時は終わりました。

 

それから、嫁の実家である義母タカコのお家に行ったとき、近くの寿司屋さんから出前を取って食べました。

義母タカコも「ほら、大好きなマグロやで。しっかり食べなさい」といって皿にとって息子に出しましたが、またまた同じ反応。。。

「ぼくはこんな気持ち悪いモノより、おにぎりが食べたいんや!」と息子がごねるので、やむなく義母タカコがおにぎりを握って出したら、大きいおにぎりを二つもペロリと食べちゃいました。

「うわぁ、ものすごい食欲やなぁ~・・・」と驚いてたら、嫁が「オヨオヨオヨー・・・」と泣き出しました。

 

「もうしわけありません。もうしわけありません。。。m(_ _)m  (T_T)  」 

 と土下座で謝りだしました。

 

和歌山の寺の下にあるお地蔵さん近くを通った時に憑いてきた親子の浮遊霊でした。

 

戦時中辺りと思いますが、子どもに食べさせてあげるものが何もなくて、親子二人が餓死ししてしまったそうです。

 

昔と言うこともあるでしょうが、「マグロの刺身」なんて見たことも食べたこともない親子でしたので、「マグロが気持ち悪い」と思ってしまったようです。

 

お腹いっぱいおにぎりを食べて満足した二人はお礼を言って成仏して行きました。

 

3】淡路島の海で…の巻

 

家族(義母タカコや親戚家族)で淡路島旅行に行ったときです。

 

この時はいっぱい浮遊霊が憑いたのですが、その中で、淡路の海で息子と生き別れてしまったお母さんが憑きました。

 

探しても探してもどこにもいない。。

子供が見つかるまで、ずっと海に居て「地縛霊」になってしまった母親でした。

 

「どこにいったの?どこに行ってしまったのよ!!!」と号泣しながら、嫁に憑依した母親は義母タカコに聞いてます。

 

義母タカコは「お地蔵さんの真言」を唱えだしました。

僕も一緒に唱え、一心不乱に何度も何度も唱えだしたころ、

その母親は「いた!逢えた!逢えたよー!!!!」と叫びました。

 

海でおぼれて死んでしまった息子ちゃんはお地蔵さんのところでずーっと待ってたそうです。

 

この時だけじゃなく、カレーの時もマグロの時も、子供の霊はほぼ100%お地蔵さんが迎えに来ます。

 

子どもの霊はお地蔵さんマター

 

 

人生の悲哀を感じるこうした母親と子どもの話ですが、現代もまた悲しい事件が連日のように報道されています。

 

生きている間に、こうした悲しいことが起こらないように、お地蔵さんの代わりとなって、生身の人間である我々一人一人がお互い声かけあって生きて行かなければ・・・と小さい子どもさんを抱える母親を目にするたびに思います。