僕と嫁と義母タカコの成霊日記

神戸に住む普通の僕と憑依体質の嫁と強力霊的パワーを持つ義母タカコとで繰り広げる浮かばれない霊たちとの交流日記! それぞれの霊たちのストーリーをブログでお届けします。 ※これは霊たちのリクエストでもあり、記録として伝えてほしいということなのですが、マジメに書くとなんとなく恐いので、明るくライトに書き綴ります。

わがままきまま…ごりょんさん

はい、次の方で本日最後です。

 

前のお二人と同じく、声が出ません。

 

すると義母タカコが語りかけました。

 

「あなたは、わがまま気ままにしてきましたね? 本当に思い通りにやってきた。

病気で声が出ず、それを周りに八つ当たりして、当たり散らしてきましたね…」

 

 

歳の頃は、50代のやり手のごりょんさん(女将か女亭主)だったそうで、女王のように振舞ってきた。

 

そして、自分が死んだことが納得できない、という念があって、成仏できないようです。

 

義母タカコが、「さぁ、もう上がりましょう。上がって生まれ変わりましょう」と言っても、ゴネてゴネて言うことを聞きません…

 

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*ちなみに、後で正気に戻った嫁に聞くと、浮遊霊達は、この「上にあがる」という概念は理解できないそうです。

 

ある意味「上にあがる」は業界用語。

そもそもこうした浮遊霊になるような人たちは、死ぬということさえあまり分かっていません。

 「死んだ後の世界」なんて知らない、というか、そもそも信じてないんですね。

 

なので、「上にあがる」は、こことは違うどこかに行くということであって、そこがどこなのか分からないと怖くて行けない訳です。

 

だから、「仏さんがいるところに行きましょう。今から、仏さんを呼びますから、仏さんが見えたら安心して行ってください。良いところですからね。大丈夫ですよ」と言ってあげないといけないそうです。

 

憑依された嫁は、一瞬の隙をついて、霊達に「上にあがる」概念を気持ちで伝えるそうです…。

 

→やるやん、嫁…

 

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そうこうしててもラチがあかないので、義母タカコが私に、「あなたは、不動の真言を唱えておいて!」というので、嫁の背中を支えながら、真言を唱えてました。

 

義母タカコは、小さい声で聞いたこともないお経を唱えてます…

*色々知ってんなぁ、義母。

 

結構長い時間唱えてました。

 

すると、嫁がものすごい力で後ろに倒れてきました。

 

このままだと、バーッンと倒れちゃうので、必死に支えてましたが、あまりにすごい力なので、ついに倒れてしまいました。

 

 

すると、今まで強気だった霊が急に泣き出しました…

 

そして、こんな事を語り出しました。

 

「この人(嫁)が羨ましかった…

友達に囲まれて、姉妹で楽しそうにお仕事して、可愛い子どもがいて、みんな仲良く楽しそうで羨ましかった…」

 

「ごめんなさいね。それが羨ましかったから、悔しくて、この人を不安にさせていた。不安な気持ちでこの人を貶めてやろうとしてたの…。

 

私はこんなにみんなと仲良くできなかった…

私もこんな風にみんなと楽しくやりたかった…」とのことでした。

 

たしかにここ最近、うちの嫁は今までなんどもしてきたような仕事も不安な気持ちになって、動悸がして、部屋で寝てたりしたそうです。

 

*でも、私にはいつものヒステリックにしか見えてなかったから、全然大丈夫でしたよ。ごりょんさん! (^-^)v

 

言いたいことを言ってスッキリしたのか、そのままスーッと成仏して行かれました。

 

 

「誰が小童やねん」の時に書きましたが、もう嫁には小童な霊は出てこない、ということでジョンレノン級の霊が出てくるかと思いきや、簡単に成仏するような浮遊霊は憑かず、ものすごい強い念を持ってなかなか上がらないような霊しか出てこない…ということだったんですね。

 

 

しっかり精進しないとあきませんなぁ…

 

 

以上が先週の日曜日の事でした…

 

 

神戸の山で…

「やれやれ…やっと上がりはった。」

と、可哀想な女性を弔うのもつかの間、すぐに次の方が出てこられました。

 

 

この方(嫁に新たに憑依した霊)もほとんど何を言ってるか聞きとれません。。

 

首をしきりに触って、ウンウン唸ってました。

 

何も語らないまま時間が経過…

 

義母タカコから、

「もう話していいんですよ。どうぞ、遠慮なく話してください」と語りかけ、ようやく口を開きました。

 

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昭和の終わり頃…

 

 この方は40代の男性で不動産屋を営んでたそうです。

 

 

神戸の北野の山で、首を吊って自殺…

*だから、首をさすってたんですね。

 

しかしながら、この方は自分が何故死んだのか分からない…

なぜ死なないといけなかったのか、、その理由を忘れていました。

 

 

 義母タカコが理由を告げました。

 

「あなたは人が良いから友人の借金の保証人になって、肩代わりさせられたのよ。でもとても返せる金額じゃなかった…。だから、一人で山奥に行って首を吊って自殺したんですよ。でもね、その友人はあなたを騙したの。助けてくれ、と言いながら後ろで舌を出してたわね。

 

で、結局その人も大変な目に遭ってしまったみたいね。」

 

*なんでわかんねん、義母!

 

 

そう告げられた男性は、号泣。

 

長年、暗くて狭くて寒いところにずーっといたのが、死んだ理由を聞けてスッキリされたようでした。

 

般若心経とお不動さんの真言で、すぐに成仏して行かれました。

*不動産屋だけに…

 

死ぬときは、恨み辛み、怨念が凄まじくて成仏できなかったのに、時間が経ち過ぎるとそれも忘れてしまい、ただ浮遊霊として彷徨ってんですね…

 

うーん…

 

 

 

「あぁ、この方もキツかったなぁ…」とやれやれしてると、またもやどなたかが出てこられました。

 

三人目…

 

 

 

続く…

 

 

 

 

生きたまま…

明朝、Mちゃん一家をお家に送ってから、一人で歩けないほど憑いてる状態の嫁を車に乗せ、台風最中の土砂降りの雨の中、1時間ほど離れた義母タカコの家に向かいました。

 

到着して、一人で歩けない嫁を担ぎ、義母タカコの家の仏間に連れて行き寝かせました。

 

遅れて仏間に入ってきた義母タカコは、嫁を見るなり、「大変でしたね。可愛いそうに、、冷たかったでしょう。ホントに酷いことされて…。もう大丈夫ですからね…」と労いの言葉を掛けました。

 

すると、嫁が号泣。

 

「分かってくれた。。ようやくわかってくれる人がいてくれた…」と泣き崩れました。

 

聞き取れないほど小声だった彼女がようやく聞き取れる声で話し始めました。

 

 

……

 

時は明治の終わり頃。

 

まだ「武家」や名士の名残がある時代の話です。

 

名のある武家に出入りする身分の低いある女性が主人に手篭めにされ、主人の子を宿したそうです。

 

ところが、その武家には子どもがいませんでした。

 

身分の低いその女性が子どもを産んでしまうと、その子どもが武家の後継になってしまう。

 

それを恐れた取り巻きがその女性を亡き者にしようと企てました。

 

お腹に赤ちゃんを宿した彼女は、死装束(白い着物)を着せられ、轡(くつわ)をはめられ、手足を縛りあげられ、重い石を紐に結んで腰に巻きつけられ、生きたまま…冷たく汚れた池に投げ捨てられたそうです。

 

息ができず、冷たくて冷たくて怖くて怖くて死んでいった…

 

赤ちゃんを産んで抱っこしたかった…

 

なぜ殺されるのか分からないまま死んでいった…

 

そんな彼女のことを誰一人分かってあげることなく、ずーっとずっと彷徨ってたそうです。

 

 

観音さんと不動明王真言を唱え、観音さんに迎えに来てもらい、成仏されて行きました。

 

 

義母タカコ曰く、その武家はその因縁が原因で没落。  

 

子孫も絶え、その家そのものが無くなったそうです。

 

クッションを赤ちゃんのように愛おしそうに抱っこしてた彼女でしたが、あの世で赤ちゃんとようやく会えるそうです。

 

なんとも言えない悲しい話でした。

 

 

何はともあれ成仏できてよかった…と思うのも束の間。

 

また新たな方が嫁に現れました。

 

続く…

 

 

リンゴジュースをお願い!

ハロウィンシーズンですね!

 

我が家も気のおけない友達家族を呼んで、ハロウィン的ホームパーティをやりました。

*仮装してきたのは、一人のママのみでしたが…^_^;

 

3家族がやってきて、遅い時間までワーワー騒いでました。

 

夜も更けてきたので 2家族が帰り、最初から泊まる気満々の「幽体離脱ができるMちゃん家族」(*詳しくは、『あれは誰や!』参照) だけになりましたので、あとは嫁と私とMちゃんの三人でしっぽり飲みながらベラベラ喋ろうか…と思ってたら、嫁の感じがおかしくなり、調子が悪くなってソファに横たわりました。

 

一瞬、「もしや、Mちゃん流れで誰か憑いたか…」と思いましたが、「いやいや、もう小童な浮遊霊は出ないと言うてるし、何もないやろ。ただの飲み過ぎやな…」と思い直して飲み始めようとしたら、急に嫁が泣き始めました。

 

「夕方からおったんやで…ごめんね、しんどい思いさせて…でも、わかってほしいねん。。あの方に連絡してください! お願いします、連絡してください!」と嫁、というか霊。

 

「あぁ、分かりましたよ。義母タカコですね。すぐに電話しますからね。」と伝えましたが、時刻はすでに夜中の12時半。

 

「さすがに寝てるんちゃうかなぁ…」と思いましたが、掛けないわけにいかないので電話してみました。

 

トゥルル…と二回くらいのコールで義母タカコが出ました。*電話するの分かってたんか?^_^;

 

 

義母タカコと嫁(霊)のトークが始まりました。

 

 

この霊、というか霊達。

 

嫁の先祖の水子ちゃん達 一同でした。

 

嫁や義母タカコは水子ちゃん達のためにいつも仏前に「リンゴジュース」を備えてたのですが、ここ数週間ほど前から「砂糖水」に切り替えてたようです。

 

リンゴジュースは、わざわざ買いに行かないといけないし、結構重い。そして、もう水子ちゃん達もすっかり成仏してると思ってたように感じてたので、もう「砂糖水でいいか…」と思ってそうしてたそうです。

 

しかし水子ちゃん達は、やっぱりリンゴジュースが良かった。でも、そんなことを言えばわがままだし、迷惑を掛けるから我慢してたそうです。

 

だから出てきた水子ちゃん達は、「わがまま言ってごめんね。本当はこんなわがまま言ったらダメやのに…本当にごめんなさい…」と号泣してました。

 

*可哀想に…(T_T)

 

嫁も義母タカコも明日からリンゴジュースを備えることを固く約束し、水子ちゃん達もスーッといなくなったので、一件落着!さぁ、飲もか!その前にワシは風呂に入る!…ということでお風呂に入りました。

 

すると、息子とMちゃんが何やらワーワー言ってるので、「どうしたん?」とお風呂から聴くと、「あかん、パパ。また誰か出てきてはるわ。」と息子が言うので急いで出ると、ものすごい小声の霊が出てきてました。

*「な、なんて?」と何度も聞くが…

 

 

急ぎ義母タカコに電話しましたが、あまりに小声で電話では聞き取れない…

一旦電話を切りました。

 

クッションを抱いて赤ちゃんをヨシヨシしている格好をしてるので、ここはママさんでもあるMちゃんから霊にヒアリングしてもらいましたが、めちゃくちゃ小声なので、嫁の唇に耳をあてて聞いてもらいました。

 

「あかん、えらいこっちゃ。この人、、お腹に赤ちゃんがいるのに、水の中に捨てられた…って言うてはるわ。」とMちゃん…

 

 

このままでは嫁も眠れないので、一旦「九字」を切ってみましたら、すこし落ち着いて眠れそうだったのでとりあえず嫁を寝かしつけ、翌日義母タカコのもとに連れて行きました。

 

 

続く…

 

 

 

 

あれは誰や!・・・

このブログもよく購読されているママ友「Mちゃん」。

※先日もこのブログに登場し、Mちゃんの先祖が嫁に憑依して、抱き合ってました。

 

そんなMちゃんが、昨日一人で歩いていました。

 

私と息子が車の点検で近くの車屋でボーっとしていると、息子が「あれ?Mちゃんが一人で歩いているよ。」と言いました。

 

Mちゃんの息子のRちゃんをほったらかしにして一人で歩いているわけがないと思って、「そんなことあるかいな。。」と思って私も見てみると、”完全に”Mちゃんでした。

 

すでに声を掛けるには離れ過ぎていたので、「ほんまやね。Rちゃんは一人でお留守番してるんかな。どこへ行くんやろね」と息子と二人で、Mちゃんの後姿を見ながら納得してました。

 

家に帰り、嫁に「さっきMちゃんが一人で歩いていたよ。なんやろね?」と言っていると、Mちゃんから嫁にLINEが入りました。

 

なんでも、昨夜の3時ごろに金縛りにあって大変やったと言うことでした。。

 

嫁もすぐにMちゃんに電話をし、「なになに~、金縛りやったん? ところで、さっきパパと息子がMちゃんを見たって言ってたよ~」と言いました。

 

するとMちゃん。。「え?私ずっと家におるよ。どこにも出かけてないよ。。」とのこと。

 

僕と息子の勘違い? いやいや、あれは完全にMちゃんでした。

 

「ほんで、金縛りってどんな感じやったの?」と嫁が聞きました。

 

夜中の三時ごろ横向きに寝ていると、急に脇腹を誰かに指でグッと押されたと思ったら金縛りになり、背中の後ろから、「フフフ。。」とおばあさんの笑い声が聞こえたそうです。

怖くて震えるMちゃんは、最近Mちゃん家に来られた大黒さんの真言を唱えて霊に去ってもらおうとすると、なぜか途中から「十一面観音」の真言に代わっていったそうです(似てるっちゃ似てるけどね、真言)。

 

義母タカコに金縛りのことを伝えると、Mちゃんの旦那さんに近い親戚の方が「生霊」で出てきて、Mちゃんに伝えたいこと?何かクレーム?を言いたかったようです。

 

※「十一面観音さん」は、Mちゃんが毎年必ずお参りに行くお寺に祀られていて、Mちゃんをいつも守ってくれているそうです。

 

 

うーん、あの歩いていたMちゃんも「生霊(幽体離脱?」やったんかなぁ。。。

 

こないだの i君と言い、最近「生霊」が多いなぁ。

 

 

 追記

 

Mちゃんが、一人で歩いてた事を義母タカコに聞いたところ、完全に「幽体離脱」だったそうです。

 

幽体離脱してる時に声を掛けると身体に戻ることができずにそのまま「還らぬ人」になってしまうそうです。。

 

声掛けれないくらい離れてたのは、ある意味良かったんですね。

 

たしかに、歩くのがスーッという感じで浮いてるみたいやったし、うっすら透き通ってたもんなぁ…

 

しかも、その時間はマッサージチェアーでウトウト寝てたそうで、意識が朦朧としていた時間だったそうです。

 

完全に幽体離脱やん… 

 

楽しみだったのに…ガク

お好み焼き屋の女将の常連客で、メチャクチャ霊感の強い「アベンジャーズ」みたいな若い兄弟姉妹がいるそうなのですが、あまりにも霊を見てしまう、ということで義母タカコに相談に来られたそうです。

 

*リアルに「貞子」が家の廊下を這ってるらしい…^_^;

 

 

今夜、彼らと会う機会があったので、とても楽しみに行ったのですが、「急な用事が入って来れない…」と連絡が入りました。

 

たぶん、たぶんやけど、たまたま相談に来てた「前妻の生き霊に呪われたℹ︎君」が来てたから、アベンジャーズ兄弟は嫌な予感がして来なかったんだと思います。

 

*ℹ︎君は、右手が痺れて動かないくらいに腫れ上がってました。頼むで、ℹ︎君!

 

 

ウワァーン、会いたかったなぁ…ブラザー。

 

次は、年末の忘年会で会える予定!

 

 

 

 

 

 

誰が「小童(こわっぱ)」やねん!

最近すっかり落ち着いてる嫁。

 

僕やお好み焼き屋の女将に浮遊霊が憑いてる機会は多いのに、最近なぜ嫁には憑かないのか?…もうその力は失ってしまったのか…

 

その辺のことを義母タカコに聞くと、

 

「なんかもう"小童な浮遊霊"とかは、あの子には出ないわ。」とのこと。。

 

*そしたら、僕や女将に出る霊は小童やったんやね  …^_^;

 

次、嫁に憑依された時は、「かなりの大物」が出てくることでしょう。

 

 

出てきて欲しいなぁ…ジョンレノン。

英語の挨拶考えとこ。