読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

僕と嫁と義母タカコの成霊日記

神戸に住む普通の僕と憑依体質の嫁と強力霊的パワーを持つ義母タカコとで繰り広げる浮かばれない霊たちとの交流日記! それぞれの霊たちのストーリーをブログでお届けします。 ※これは霊たちのリクエストでもあり、記録として伝えてほしいということなのですが、マジメに書くとなんとなく恐いので、明るくライトに書き綴ります。

最恐 女将…

歯の無いおっちゃんのように、

気さくで楽しい方ばかりだと良いのですが、そこは「霊」だけにいろんな方がいらっしゃいます。

 

過去取り憑いた方で最恐だった方は、私と嫁、義母タカコ三人満場一致で、「船場の女将さん」…でした。

 

10年ほど前、私の事務所は大阪の「南船場」にありました。

 

南船場は今も服飾系の問屋さんが多いですが、古くは反物や呉服屋を営む船場商人の街でした。

 

私の事務所はクリエイターチームとのシェアオフィスで、遅い時間に缶ビール飲みながらワーワー宴会することがあるのですが、ある飲み会の時、誰かが「怖い話」をしだしました。

 

最初はなんともなかったのですが、話すうちに背中がゾクゾク〜〜…としてきました。

 

「あかん、もう止めよ。俺もう帰るわ…」と当時一人暮らしの家に帰ろうとしたのですが、このまま1人で帰るのは怖いので、まだ結婚前の付き合いはじめの嫁に電話をして、義母タカコに助けてもらおうとしました。

 

嫁、「どうしたん?   なんかこの電話と同じタイミングでお母さんが『うわ!なんか黒いのが来たで!』と言うてるけど…」

 

僕、「いや、カクガクシカジカで…」

 

嫁、「アホやなぁ…こんな時間にそんなことしたらあかんにきまってるやんか…

 

お母さんが『阿閦如来(あしゅくにょらい)さんの真言唱えろ!』言うてるわ。」

 

僕、「だれそれ?  (*゚∀゚*) 」

 

当時は般若心経も唱えたことのない時だったので、真言の存在さえ知らない時でした。

 

嫁、「今から言うから覚えてな!『おん あきしゅびや うん』これを7回な!」

 

僕、「な、なんて?  ʕʘ‿ʘʔ 」

 

こんなやり取りを自転車に乗りながら深夜唱えながら走ってる姿は逆に怖い…

 

しかし、不思議なもんで僕は全然楽になって来たので嫁に伝えると、「当たり前や!いまこっちに来てお母さんが必死にやってるわ!」とのこと。

 

電話回線に乗って瞬間移動することはよくあるらしいですね。

 

 

後日、義母タカコに事務所の浄霊に来てもらいました。

 

事務所はさほどでもなかったのですが、裏の非常階段で義母タカコが後ずさりするくらい霊がいたそうです。

 

大量の塩を握りしめ、高校球児のピッチャーなみに振りかぶって、裏階段に塩を投げ込む義母タカコ。

汗だくになって帰還する姿はまさにアルマゲドン

 

その後、義母タカコの家に帰り、ゆっくりしてると、義母タカコに女性が出て来ました。

 

「あんたら何や! 何様のつもりや! 偉そうにしよってからに。どういうつもりや! 」と暴言吐きまくりのやりたい放題。周りのものを投げるわほるわの暴君状態でした。

 

よくよく話を聞くと、自分は船場で反物屋を営む女将さん。

頼りない旦那に成り代わってお店を切り盛りする方でしたが、商売のためなら、人を裏切ったり、不義理なこともたくさんしたようで、その因縁で成仏できずに止まってたようです。

 

最初は荒れてた女将ですが、最後は僕のことも少し気に入ってくれたみたいでした。※とても綺麗な方だったそうです。

 

この方も「ありがとう」という言葉を知らず、「おおきに」としか言わなかったので、だいぶん古い時代の船場商人だったようです。

 

 

怖かったけど、なんだか魅力的な女将さんだったような気がします。

 

その時とは違う事務所ですが、僕は今も南船場にいます。

 

とてもいい街ですよ。