その続き (古から…)
キッチンにへたりこむ憑依された嫁…
亡くなってからとても長い年月が経っているからか、言葉がハッキリと出せない感じでした。
※「アウアウ・・」的な言葉づかいで大変聞き取りにくかったので、「なんて?」と聞き直したりすると「なんで分からへんねん!」とキレます。キレてる時は嫁が出てきています。
身体も硬直した感じです。
*身体が冷え切って手足が固まってしまっているようです。
急いでお湯を沸かし、「白湯」にして飲んでもらいました。
※その白湯をお椀から手ですくって、自分の手や足に付けて温めていました。
寒かったんやろなぁ・・・ (´;ω;`)ウッ…
電話の向こうから義母が話しかけてきます。
お前は、「哀れな女子(おなご)」じゃのう。。
オイ、義母。 (/・ω・)/
「霊にそんな言い方は可哀想やん…」と思うのですが義母のアタリはきつい。。
こういう事情だそうです。
巫女として「六甲比命神社」に仕えていたが、彼女は何か悪いことをしてしまった。
本人曰く、「何かを盗んで食べてしまった…」という事でしたが、義母曰く「あなたは『自分は神』と言って噓をついて偉そうにしてたでしょ?だからみんなから嫌われて牢屋に閉じ込められてしまったんでしょう。」とのこと。
※なんでわかんねん! (*´▽`*)
巫女:「そうです… でもみんなに好かれたかった。だから嘘をついてたんです!」
長い間、牢屋に閉じ込められ、身体が固まってしまって手足も動かなくなってしまった。※「何もできなくて、腕も気持ち悪くなってしまった」と言うてはりました。
そのまま放置され、ずっとみんなの事を呪い恨んでた。
そして、そのまま誰にも気づかれず亡くなってしまった…
でも、(我々に)気づいてもらえた。
ようやく気付いてもらえた。
と感謝しながら、むせび泣いてはりました。
(ToT)
義母が「ではそろそろ上がりますか?」というと「怖い、怖い」と拒否反応を示すので、「いやいや、巫女さん。めちゃくちゃ昔の話やし、さすがにもう許されていると思うで。そやし、その時あなたを牢屋に入れた人たちも生まれ変わったりして、たぶんもうあの世におらんで。大丈夫や。」と言うと、「神様のところに行きます。」と言って覚悟を決めて上る準備を始めました。
般若心経を唱え、背中に九字を切り、バンバンと叩いたら、スーッと上がって行かれました。
浄霊が終わり我に返った嫁は、「朝からなんでこんなにイライラすんのか、何もかも嫌で自暴自棄な気持ちやったわぁ~ あぁ、しんどかった。
(*´▽`*)」とスッキリご機嫌になりました。
息子に対しても「温かい、いつもの優しいお母さん」に戻りました。
僕への態度はそんなに変わらないので、霊が憑いてても、正直あまり気づきませんでした。
あまりに濃い「六甲比命神社」でしたので、翌週「義母」にも参って欲しいとお願いし、再度みんなでお参りに行きましたら・・・
(;゚Д゚)
(つづく)