義父の兄
お彼岸ですね。(*´▽`*)
そして、昨日は宇宙正月(て、なんじゃい!)、で春分の日。
とてもいい日なので、たまにあの世から降りてきて、嫁や義母に憑いて話す「馴染みの義父」のお墓に参ってきました。
お経も読み終わりかけの頃、義母タカコの様子がおかしくなりだしたので、「あぁ、またお義父さんが出てきはるなぁ…」と思ってましたが、どうも話し方というか、様子が違う…
「なんや、もう。寝てるのにうるさいなぁ。。。寝させてくれよ。」
ん?… ∑(゚Д゚)
明らかに義父の様子と違う感じやのに、義父やと信じ切ってるブー(こと義姉)が、「お彼岸やろ、いい服着てるんちゃうの?」と突拍子もない質問をしましたら、「お前ら、何の用事や? 寝てるだけやのに、いい服なんか着るわけないやろ。ていうか、お前ら、誰や?」
あかん… 明らかに義父ちゃう… ( ゚Д゚)
「お義父さんではありませんね? どちら様ですか?」と聞きました。
顔を隠してオチョける。。霊 (;´Д`)
いや、わからんし…
お義父さんの墓でお義父さん以外の人がおる。。。
誰や。
そこで、ブーが「Hさんか?」と聞くと、なぜかビンゴでした。∑(゚Д゚)
Hさんは、義父のお兄さん。
不幸な亡くなり方をしてたので、なかなか現れなかったのですが、ついに登場です。
「そうや、ようわかったな…
お前らだけや覚えてくれてるのは。。」
不幸な亡くなり方をすると、なかなか出て来れず、暗くて狭いところにいると聞いていたので、「いまどこにいますか? 暗いところ?…」と聞くと、「いや、今はもうだいぶん明るいところにおれるんや」とのことでした。
この方の奥さんは、旦那さん(Hさん)が亡くなってから、ものすごい一生懸命に信心するようになりました。もともと、アフロパーマを当てるような元ヤンキー(スケバン)奥さんでしたが、旦那さんとやってた事業も一人でこなしながら、先祖や家族の為に尽くしてました。
ただ最近、無理がたたったのか、少し病気を患い苦労しましたが、経過も良くまたまた復活の兆しを見せてきています。
「Hさん、明るいところにいれるようになったのも、奥さんのお陰じゃないですか?」というと、とても神妙な面持ちになってこう語られました。
「生きてる時、心に思う事(胸のところをさすりながら、心を表現)を言えなかったし、言いにくかった。色んな意味で周りも色々あったし、言えなかったけど、もっと話をしたらよかった。もっと優しいことを言うといたらよかった。もっと向き合っておくべきやった。今更遅いかもしれんけど、『すまんかった』とだけ、伝えといてくれるか…」
(´;ω;`)ウッ…
「あと、いつも供えてくれるビールやけど、ワシが好きなのはアレちゃうねん。。。」と言い残して去って行かれました。※どれやねん! (*ノωノ)
しかし、謎なのは、義父とHさんは兄弟とはいえ、生前は二人ともメチャクチャ仲が悪く、ウルトラ犬猿の仲でしたのに、なぜ義父の墓にいたのか…
謎やわ。(╹◡╹)