大工さん
義母がしんどそうにしている時、だいたい憑いてます。
浄霊した後の義母タカコはすこぶる元気になって、買い物や食事にも「カクシャク」と杖をつきながら付いてきます。※坐骨神経痛から杖をついてますが、現在「鍼灸治療中」につき、回復に向かっています。
朝ご飯を食べ終わり、ゆっくりくつろいでいる時、またまた義母がしんどそうだったので、仏間に連れて行きました。
浮かばれない霊達はとても 小声 で話します。※死んでるんだから仕方がない。。(´∀`)
その横で「ブー和尚」こと義姉は大音量で般若心経を唱えますので、ものすごく霊達の声が聞き取りにくいのですが、そこは「前世は『聞き上手な町娘』」だった僕ですので、霊達の話を聞いてあげようとします。
※先日から、「三途の川」を渡った霊達が増えてきているので、「三途の川を渡った後」について、霊達から情報を仕入れようと試みてます。
「自分はまだ死んでない!」と言うおいさんが現れました。
「死んでるって分かってるでしょ?三途の川は渡りましたか?」と聞くと、「おぉ!!渡ったで。ものすごい立派なええ船で渡ったんや。ほんでなぁ、ものすごいたくさんの人が乗っとったんや。」と得意げに語りだしました。
「へー、すごいやん。おいさん、その川を渡ったら、何があるの?」と聞くと、「あのなぁ、広ーい土地でな。木が生えてて、草もあるわ。」というので、「ほんで、その先はどうなってるの?」と聞きました。
※興味ありますよね。
「そこでな。みんな船を降りた後、ずんずん進んでいくんやけど、道がたくさんあるんや。いっぱい道があってな。ワシ、どの道に行ったらええか迷ってたら、みんなおらんようになってしもたんや。。。ワシ、不安でな。一人ぼっちになってしもたんや」と泣き出しました。
※この辺、ものすごい小声で語るのですが、「ブー和尚」こと義姉の般若心経はますますボリュームが上がって、ものすごく聞き取りずらいのです。
ちなみに、「ブー和尚」は、できるだけ大きな声でお経を唱えると「ご利益がある」と認識されています。( *´艸`)
このおいさんは、大工だったそうです。
家を建てたらみんな喜んでくれて、それがとても嬉しかった。
でも、仕事中、高いところから落っこちてしまって、石に頭をぶつけて死んでしまったそうです。
三途の川を渡ってから、道に迷い、誰もいないところでたった一人。。
「こっちには、カカ(嫁さん)もおらんしなぁ… ガキ(子どもさん)もおらんのや。。逢いたいよー。逢いたいよー。」と泣き崩れている大工のおいさん。。
ドラマにすると、ここが一番泣けるところですが、「ブー和尚」こと義姉のお経はさらにボリュームアップしていってます。※聞こえへん。
「おいさん、もう大丈夫やで。もうすぐ仏さんが迎えに来てくれるからな。安心して逝きや。そしたら、嫁はんや子どもさんにも逢えるからな。」と伝えると、安心した顔で、スーッと上がって行かれました。
向こうで家族に逢えている頃だと思います。
(*´▽`*)
しかし、三途の川を渡った後の「道」ってなんやねやろ。
どの道を進めばええんやろ。。。
謎や。