サワディーカップ
いつもは嫁や義母タカコに憑依するのですが、私にも憑いた経験があります。。
もうだいぶん前の話です。
タイのバンコクに駐在してる後輩が帰国するって言うので、子どもが生まれたばかりの我が家に招きました。
久しぶりなので、すごく楽しみにしてたのですが、朝からどうも体調が悪い。。
足が痛くて、体が重くてまったく動けない。。
後輩には悪いけど、自分の部屋でずっと寝てました。
その時、たまたまインドネシアに住んでる義理の妹も来てくれてたので、後輩は彼女たちに任せて部屋でずっと寝てました。。
夜になって後輩が帰ってからもまだ調子が悪いので、「これは何かある。。」と感じた嫁が義母タカコに電話をしてくれました。
『いまからすぐに行くわ!』ということで、かなり夜中だったのですが、義母タカコの近くに住んでる義理の姉の車ですっ飛んできてくれました。
『あ、今日誰か来てた? なんか飛行機に乗ってきてたんちゃう?』と到着早々に義母タカコが言うので、タイに住んでる後輩が来てたことを伝えると、『あー、タイからいっぱい憑いてこられたんやね。。』とのことでした。
「飛行機乗ってまで来るんや。。」と突っ込みたかったのですが、私はあまりにも辛くて呻きながら寝てました。
嫁や義母タカコ、義理の妹や義理の姉まで一緒になって、お経と真言で除霊してくれてたので、目をつむって寝てました。
ある程度 楽になってきたので目を開けると目の前に「ITALIA(イタリア)!」と書かれた義母タカコのお尻のところに書かれてたロゴを見て正気を取り戻しましたが、タイやインドネシア、最後にイタリアと…、この日は海外からのアプローチがすごかったですね…
そのことをタイの後輩に伝えるととても怖がってましたが、彼が住んでるマンションやその界隈の住宅を作る際に不遇にも事故で亡くなった方たちが憑いてきてたそうなので、後輩にも毎日お水をお供えしてタイの浮遊霊達が成仏するようにお願いしました。
タイの急激な発展を支えてきた影の功労者さん達ですが、誰も供養せずに浮かばれなかったのか、わざわざ後輩に憑いて日本まで来られるというのは、同じ仏教国のタイと日本で共感できるところなのかもしれませんね。