僕と嫁と義母タカコの成霊日記

神戸に住む普通の僕と憑依体質の嫁と強力霊的パワーを持つ義母タカコとで繰り広げる浮かばれない霊たちとの交流日記! それぞれの霊たちのストーリーをブログでお届けします。 ※これは霊たちのリクエストでもあり、記録として伝えてほしいということなのですが、マジメに書くとなんとなく恐いので、明るくライトに書き綴ります。

さっちゃん

ブー和尚(義姉)は、まだまだ憑いているようです。

 

次の方は、「まだ三途の川を渡ってない人」です。

※最近、僕は必ず「あなたは三途の川を渡りましたか?」と聞きます。

 

 

まだ三途の川を渡ってもいないので、誰もおらず、何もないところにいるようです。

 

三途の川を渡るとお母さんに逢えると分かっていたそうで、「おかーさーん!おかーさーん!」と大声で叫びながら泣き崩れていきました。

 

叫びが通じたのか、「あぁ、、、暗闇の中から『さっちゃーん!』と呼んでる声が聞こえる! 『さっちゃん、おいで!さっちゃん、おいで!』と呼んでる」と言います。

 

義母曰く、この女性は30代の若い女性で、ホームで背中を押され、入ってくる電車に轢かれて亡くなられた方だそうで、しかも、そのショックでお母さんも死んでしまったそうです。

 

 

二人で三途の川を渡ってみる…」と言って、上がって行かれました。

 

よかったな、さっちゃん。(=´∀`)人(´∀`=)

 

 

つづく…

横恋慕

週末、義母タカコの様子を見に、嫁の実家に行きました。※毎週行ってます。*\(^o^)/*

 

いつものように、寝たきりの状態になっている義母を想像しましたが、なんと台所で「おでん」をこしらえているじゃありませんか!!!

※義母タカコの「おでん」は美味いんです。

 

おぉ、元気そうでよかったですね!」と声かけたら、「そやねん。ものすごい調子ええねん。だから”お勤め”も再開して、明日も相談者(浄霊や先祖供養)が来はるねん。」とのこと。。

 

もう義母に憑いている浮遊霊が居ないのが分かり、「よかったぁ~」と僕と嫁が胸をなでおろしていたら、部屋の隅の暗~いところから、何やら「呻き声」が聞こえてきました。

 

そこには、何やら大きな猪のような物体が横たわっていたので、恐らく義姉である「ブー和尚」かと思い無視してましたら、「助けてぇ~…仏間で浄霊してぇ~」と言ってましたが、「ない、ない」と言って放っておきました。( *´艸`)

 

それでもずっと呻いているので、可哀想になった嫁がブー和尚(義姉)に近づくと、ゾワワワ~と寒気がしたそうで、「あかん、これはめっちゃ憑いてるわ!」という号令の下、全員で仏間に行きました。

 

この場合、浄霊のリーダーは当然「義母タカコ」です。

 

さすがの浄霊テクニックで、お経や呪文を繰り出していくうちに、ブー和尚(義姉)が泣き出しました。

 

途中、「ハァーハァー」と呼吸が激しくなったり、「イヒヒヒヒィ~」と笑いだしたりと、かなり不気味なブー和尚(義姉)でしたが、突然「熱い!熱い!」と喚きだしました。

 

義母は、「そうじゃろ。熱いじゃろ。それはお主にも罪がある。己の顔を見てみよ」と、霊に対して(珍しく)キツイ対応です。

 

「はよ、そのおなご(ブー和尚・義姉)から離れよ!」と義母が言うと、「イヤヤ、イヤヤ!離れたくない。ここにおるんじゃ!」と言うので、「ほんなら、ずっとおったらええんちゃうかなぁ…」と僕が言うと、ちょっと霊(この場合、ブー和尚)も笑ってました。(*´ω`)

 

そんな感じでしばらくゴチャゴチャ言うてましたが、一連のお経と呪文で、最後はスーッと上がられて行きました。

 

終わってから義母に聞くと、その女性は妻子のある男性を好きになり(横恋慕)、その男性を奪うために、妻を焼き殺そうとしたそうです。 怖…(-.-;)y-~~~

 

しかし、事前にバレてしまい、逆にその女性が「火炙りの刑」にかけられてしまったそうです。

※なので、義母タカコは「お主にも罪がある。」と言ってたんですね。

 

 

その女性は、「顔が真っ黒で、鬼のような形相」だったそうで、義母とブー和尚(義姉)には見えていたそうです。

 

※僕はそういうの見えない人で良かったです。

(*゚▽゚*)

 

 

ブー和尚(義姉)の巻、つづく…

 

 

血まみれのおいさん

足が血まみれの禿げ頭のおいさん」が出て来られました。

 

※義母タカコ曰く、「岩山をよじ登っている感覚」だったそうです。

 

おそらく、そこで足がまみれになり、岩山から落っこちたか何かで亡くなられた方だったのかもしれません。

 

 

おいさん、三途の川は渡ったか?」と聞くと、「渡ったと言います。

 

しかし、その先に「道はあるか?」と聞くと、「ない」と言う…

 

 

あれ? 道ないん?(・・?

 

 

 

おいさんが突然、「『おーい、おーい』と声がするぞ。姿は見えないけど、誰かが呼んどるぞ」と言います。

 

誰か知らんけど、おいさんの知り合いちゃうか?そっちに行ったらええで。※知らんけど」と言うと、すっと上がって行かれました。

 

 

「三途の川」から「成仏」するまでの間。

 

 

そこに何があるのか?何をせなあかんのか?

どうすれば迷うことなく逝けるのか・・・

 

 

引き続き、ヒアリング調査を進めたいと思います。( `ー´)ノ

 

人柱となったおばさん

続けて、出て来られた「おばさん」。。。

 

このおばさんは、可哀想です。。( ノД`)シクシク…

 

 

みなさん、「人柱」って分かりますか?

 

ググると、「難工事完成を祈って神にいけにえとして生きた人を水や土に沈めること。そのいけにえの人…」とあります。

 

 

このおばさんは、5人の女性と共に、人柱として川に沈められたそうです。

 

生きたまま、体に石を載せられて…

 

何も悪いことをしたわけでもないのに、ただ選ばれ、沈められたそうです。

 

冷たい川の底で、まだ意識が少しだけ残っている状態の時、魚が身体を突いて食べに来たそうです。

 

その時の痛み。そしてその悔しさが「念」として残り、成仏できないままだったそうです。

 

ただ、あまりにも辛い状態が続いたので、「もう早く楽になりたい…」という思いから、義母タカコに憑いて、成仏することを選ばれたようです。

 

 

人間て…ホンマ。

 

 

 

大工さん

義母がしんどそうにしている時、だいたい憑いてます。

 

浄霊した後の義母タカコはすこぶる元気になって、買い物や食事にも「カクシャク」と杖をつきながら付いてきます。※坐骨神経痛から杖をついてますが、現在「鍼灸治療中」につき、回復に向かっています。

 

朝ご飯を食べ終わり、ゆっくりくつろいでいる時、またまた義母がしんどそうだったので、仏間に連れて行きました。

 

浮かばれない霊達はとても 小声 で話します。※死んでるんだから仕方がない。。(´∀`)

 

その横で「ブー和尚」こと義姉は大音量般若心経を唱えますので、ものすごく霊達の声が聞き取りにくいのですが、そこは「前世は『聞き上手な町娘』」だった僕ですので、霊達の話を聞いてあげようとします。

 

※先日から、「三途の川」を渡った霊達が増えてきているので、「三途の川を渡った後」について、霊達から情報を仕入れようと試みてます。

 

 

自分はまだ死んでない!」と言うおいさんが現れました。

 

死んでるって分かってるでしょ?三途の川は渡りましたか?」と聞くと、「おぉ!!渡ったで。ものすごい立派なええ船で渡ったんや。ほんでなぁ、ものすごいたくさんの人が乗っとったんや。」と得意げに語りだしました。

 

へー、すごいやん。おいさん、その川を渡ったら、何があるの?」と聞くと、「あのなぁ、広ーい土地でな。木が生えてて、草もあるわ。」というので、「ほんで、その先はどうなってるの?」と聞きました。

※興味ありますよね。

 

そこでな。みんな船を降りた後、ずんずん進んでいくんやけど、がたくさんあるんや。いっぱい道があってな。ワシ、どの道に行ったらええか迷ってたら、みんなおらんようになってしもたんや。。。ワシ、不安でな。一人ぼっちになってしもたんや」と泣き出しました。

 

※この辺、ものすごい小声で語るのですが、「ブー和尚」こと義姉の般若心経はますますボリュームが上がって、ものすごく聞き取りずらいのです。

ちなみに、「ブー和尚」は、できるだけ大きな声でお経を唱えると「ご利益がある」と認識されています。( *´艸`)

 

このおいさんは、大工だったそうです。

家を建てたらみんな喜んでくれて、それがとても嬉しかった。

 

でも、仕事中、高いところから落っこちてしまって、石に頭をぶつけて死んでしまったそうです。

 

三途の川を渡ってから、道に迷い、誰もいないところでたった一人。。

 

こっちには、カカ(嫁さん)もおらんしなぁ… ガキ(子どもさん)もおらんのや。。逢いたいよー。逢いたいよー。」と泣き崩れている大工のおいさん。。

 

ドラマにすると、ここが一番泣けるところですが、「ブー和尚」こと義姉のお経はさらにボリュームアップしていってます。※聞こえへん。

 

 

 

おいさん、もう大丈夫やで。もうすぐさんが迎えに来てくれるからな。安心して逝きや。そしたら、嫁はんや子どもさんにも逢えるからな。」と伝えると、安心した顔で、スーッと上がって行かれました。

 

 

向こうで家族に逢えている頃だと思います。

(*´▽`*)

 

 

しかし、三途の川を渡った後の「道」ってなんやねやろ。

どの道を進めばええんやろ。。。

 

謎や。

白いご飯が一番おいしいのか…

平日、我々家族は義母タカコと離れて暮らしていますので、近くに住む「ブー和尚」こと義姉が義母のケアをしてくれています。

 

我々がいない間も多くの「浮かばれない霊たち」が義母タカコに憑いて出てくるのですが、「ブー和尚」のありがたいお経でもなかなか苦労しているようなので、この週末も、いつものように義母タカコ邸にて浄霊作業に勤しんでまいりました。

 

 

晩御飯の時、義母タカコの様子がおかしいので、「どなたかいらっしゃいますか?」と聞くと、上目遣いで、ジーっとこっちを見てきます。(^^;)

 

だいたいこういう食事の時に出て来られる方は、ひもじくて亡くなられた方が多いので、「どうぞ、好きなだけ食べてくださいよ」とお伝えしました。

 

食卓には、たくさんの料理が並んでいるのですが、「白飯」だけをひたすら食べ続けていました。

 

「他の料理も食べてもらっていいんですよ!」とお伝えしましたが、白飯以外は召し上がらない。

 

ご飯一膳を食べ終わられたので、「もう一杯お代わりどうですか?」と伝えましたが、「いや、もう結構です。ご馳走様でした。ありがとうございます。」と深々とお辞儀をされた途端、成仏していかれました。

 

後で義母に聞くと、「白飯以外は見たこともない料理ばかりなので、食べれなかった」そうです。

 

ちなみに、「これ美味しいですよ!」と一押ししたのは、「サムゲタン参鶏湯)」です。

 

※そりゃ知らんわ!!

 

 

 

ラスト・デイ

お盆最終日。

 

我々が義母タカコ邸に滞在するのも今日までなので、義母が「取り憑かれたまま」帰るのは心配でした。

 

義母も相変わらず体調が良くなったり辛くなったりしてますので、最期に「一気上げ」をしようと仏間に義母を連れていきました。

 

お経のリーダーも、義母に委ねてみました。

 

「般若心経」「自我偈」「地蔵菩薩の経」などを読み進めて行き、滞りなく読み終えたところで義母が「ああああ…」と呻き出しました。

 

 

はい、出ました。

 

 

最初に出てこられたのは、「生きたまま、樽のような物に詰められ、そのまま埋められた『おばあちゃん』」です。

 

息苦しくて息苦しくて死んでいかれました。

姥捨山みたいな感じですかね…(´༎ຶོρ༎ຶོ`)

 

 

 

次に出てこられたのは、「生きたまま『鳥葬』されてしまった、おいさん」です。

 

鳥に突かれる感触を残したまま死なれた方で、「痛いよ〜痛いよ〜」と泣き叫んでました。

*想像を絶する怖さと痛みと思います。

 

三番目の方は、歳の頃は40代の男性。

 

騙されて、何もかも盗られ、家族も全員殺され、舌も抜かれて、捨てられたそうです。

 

最初はうまく話せてませんでしたが、「もう死んでるから、舌もありますから話せますよ。何か伝えたいことありますか?」と言うと、「悔しくて呪い殺したい…」と。長い間、恨み辛みで残ってたことを話し始めました。

 

 

 

四番目の方は、桃を食べて、すぐに上がられました。

 

 

五番目の方は、「お伊勢参り」に行く道中、道に迷ったそうです。

 

家を畳んで、もう家には帰らないつもりで行ったそうですが、どこかの大きな海の砂浜で事切れたみたいです。

 

海沿いを歩いて歩いて進む途中、とてもお腹が減ったのですが、食べるものもなく、誰にも人に会うこともなく、餓死のような形で亡くなったそうです。

熱いお茶をグビグビ飲まれてから逝かれました。

 

 

最後の方です。

 

あんたら誰や?ボンさんか?」と聞くので、「僕は違いますよ。ただ、お経を唱えるだけです。」と言うと、「ほんなら、あの女の人はボンさんか?」と「ブー」こと義姉を指して言うので、「そやで。あの方は、有名な『ブー和尚』言うねん。あの『ブー和尚』のお経は有り難いねんで」と伝えました。

*もちろん、ウソです。\(//∇//)\

 

このおいさんは、死んだことを理解してました。三途の川をみんなで渡ったそうですが、途中で誰もおらんようになったらしく、三途の川と成仏の世界の狭間で、彷徨っていたみたいです。

 

誰か知らん奴に腹を切られて殺されたらしく、仕返しをしたいけど誰かわからん…という念が残ってました。

 

それでも、その怨みもどうでも良くなり、「もう早く楽になりたい…」と我々に伝えると、お経と共にすっと上がられました。

 

 

正直な私の感想…

 

 

みんな、可哀想すぎるわ!

 

 

ホンマ…

 

 

恨むのも分かるし、悔しいのも分かる。

 

だけど、そんな「悪い念」を残してたら、三途の川を渡っても成仏できないようです。

 

ただ、成仏すると「なぜ自分がそんな目に遭ったのか…」その理由が分かるのかもしれません。