僕と嫁と義母タカコの成霊日記

神戸に住む普通の僕と憑依体質の嫁と強力霊的パワーを持つ義母タカコとで繰り広げる浮かばれない霊たちとの交流日記! それぞれの霊たちのストーリーをブログでお届けします。 ※これは霊たちのリクエストでもあり、記録として伝えてほしいということなのですが、マジメに書くとなんとなく恐いので、明るくライトに書き綴ります。

神戸の山で…

「やれやれ…やっと上がりはった。」

と、可哀想な女性を弔うのもつかの間、すぐに次の方が出てこられました。

 

 

この方(嫁に新たに憑依した霊)もほとんど何を言ってるか聞きとれません。。

 

首をしきりに触って、ウンウン唸ってました。

 

何も語らないまま時間が経過…

 

義母タカコから、

「もう話していいんですよ。どうぞ、遠慮なく話してください」と語りかけ、ようやく口を開きました。

 

_____________________________________

 

昭和の終わり頃…

 

 この方は40代の男性で不動産屋を営んでたそうです。

 

 

神戸の北野の山で、首を吊って自殺…

*だから、首をさすってたんですね。

 

しかしながら、この方は自分が何故死んだのか分からない…

なぜ死なないといけなかったのか、、その理由を忘れていました。

 

 

 義母タカコが理由を告げました。

 

「あなたは人が良いから友人の借金の保証人になって、肩代わりさせられたのよ。でもとても返せる金額じゃなかった…。だから、一人で山奥に行って首を吊って自殺したんですよ。でもね、その友人はあなたを騙したの。助けてくれ、と言いながら後ろで舌を出してたわね。

 

で、結局その人も大変な目に遭ってしまったみたいね。」

 

*なんでわかんねん、義母!

 

 

そう告げられた男性は、号泣。

 

長年、暗くて狭くて寒いところにずーっといたのが、死んだ理由を聞けてスッキリされたようでした。

 

般若心経とお不動さんの真言で、すぐに成仏して行かれました。

*不動産屋だけに…

 

死ぬときは、恨み辛み、怨念が凄まじくて成仏できなかったのに、時間が経ち過ぎるとそれも忘れてしまい、ただ浮遊霊として彷徨ってんですね…

 

うーん…

 

 

 

「あぁ、この方もキツかったなぁ…」とやれやれしてると、またもやどなたかが出てこられました。

 

三人目…

 

 

 

続く…