七福神 episode-3. 毘沙門天 降臨!
そんな義妹ですが、バリ島に行く前の10年前はとても信心深く、寺参り、神社巡りをものすごくしてました。
仕事が大変だった時でもありましたので、まさに「神頼み…」だったのでしょう。
ある時、彼女は毘沙門天の総本山「信貴山」の徹夜参りに行きました。
深夜からお参りを始める「業」に参加した義妹は、眠気と疲れから、勤める会社に帰ってから事務所の一室で仮眠を取ってました。※役員だったので、割と自由。
ウトウトと寝かけ、起きてるのと寝てるのとちょうど中間くらいの時、どこからか「ガシャン、ガシャン…ガシャンガシャン…」という音が聞こえてきたそうです。
夢うつつな中、「なんやろ、(会社に) 誰が来てんのやろ…」と思ってたら、急に宙に浮いたような感じになったそうです。
「うそやん、う、浮いてるやん、私…」
明らかに何者かにお姫様抱っこされてたそうです。
信貴山の徹夜参り後だったので、甲冑を着た毘沙門天さんが、「お主、ようきたな。ワシが護ってやるからな!」と来てくれたようです。
仕事のトラブルを抱えてた義妹ですが、それからスルスルーっとトラブルが解消し、うまく行き出しました。
毘沙門天に助けられた義妹は、感謝の意味を込めて、京都の仏師に頼んで毘沙門天の仏像をこしらえました。
それからバリ島に行くことになったのですが、その仏像を持っていくと飛行機で壊れるかもしれないということでやむなく諦め、今は義母タカコの仏間に祀られてます。
義妹が毘沙門天さんにお姫様抱っこされた時に感じたのは、「優しくて頼もしくて強かった」そうです。
男子たるもの、そうありたいものですね!
義妹と義母タカコ
嫁が落ち着いてるので、別ネタです。
先日、義母タカコと義妹家族がお伊勢さんに参りました。
※義妹家族はインドネシアに住んでるのですが、子どもが生まれたので顔見せ帰京中。
伊勢神宮に参る前日、旅館で泊まる部屋に「コンコン…」と外湯の出口のガラス戸がノックされました。
「あれ?ベランダから誰か来たよ…」と開けても誰もいません。
「おかしいなぁ、風かなぁ〜」と思ってたら、もう一度「コンコン、コンコン…」とノックされたから、もう一度外を見ても誰もおらず、風もなし。
ベランダの外は伊勢神宮の内宮の森とつながってるところなので、「うーん、神様ちゃう?」と軽く流す”神慣れしすぎ”な義母タカコ…
翌日早朝、伊勢神宮に参拝した時は、全く風が吹いていない穏やかな春の朝でしたが、参拝し、木をナデナデした後で荒御霊さんところに行こうとしたら、「ビュー!!ビュー!」と風が吹いたそうです。
お伊勢さんは、風で存在をお知らせしてくれると聞いたことがあります。
きっと「よくきたな!」というメッセージだったのでしょう。
さて、この義妹。
霊的な存在ととても縁が深いにもかかわらず、「お化け怖い!」というのでこの手の話が苦手ですが、昔は携帯で普賢菩薩さんとメールでやりとりして、仕事の相談をしてました。 ※当時はガラケー
そんな義妹は、「神々の島」と言われるバリ島に住んでもう10年が経ちます…。
バリ島は神様の許可が無いと入国できないか、入れてもトラブルが起こるらしいです。
ちなみに私は20年前、バリの空港でイミグレに咎められ、入管に追いかけ回されて逃げ回ったことがあります。
※当時、スーツを着たまま、ほとぼりが冷めるまで(約3時間)クタビーチで土産屋のおばちゃんに紛れて隠れてました。そう、髪の毛をドレッドヘヤーにされながら…
ありがとう、バリ。
お好み焼きの女将
最近、嫁はとても落ち着いてます。
お彼岸も無事、何事もなくスルーしました。
今日も墓地を通らないようにしたりして、なるべく憑かないように気をつけてます。
なので、今日は前にも登場した、とても憑きやすい「お好み焼きの女将」について。
彼女はほぼ毎日のように義母タカコの家に来ています。
先日は、お彼岸で詣りに来てくれたお坊さんに憑いてた浮遊霊が憑いてたようです。
※あかんやん、ボンさん。。
また先日は、ウチの嫁方の親戚で不幸な亡くなり方をした叔父さんが憑いてたようで、「おぉ、元気か〜。すまんなぁ、ワシはもうちょっとゴニョゴニョゴニョ…」と何かを言ってたそうです。
いずれにしても、この女将のお好み焼きは絶品。※僕はスジモダンが好きです。
お店情報を載せれないのが残念です…^_^;
法事…
先日、嫁方の実家の法事がありました。
僕はその前々日から仕事(海外からの来客アテンド)で行けなかったのですが、終わったころ位に嫁の実家に嫁を迎えに行こうとして、嫁に電話を入れました。
・・・繋がらない。。
「まだ法事の途中なんかな?」と思ってたら、嫁からコールバック。
でも、折り返しかかってきた声は明らかに別人。。(^_^;)
嫁、「もひもひ~、うーん、うーん。。」
僕、「今から迎えに行くけど、もう法事は終わってる?」
嫁、「うーん、おはってるぅ。。うーん。うーん。。」
声は嫁やけど、完全に違う人でした。
法事で誰かが出てきたのでしょう。
嫁の実家に着いて見ると、嫁は義母タカコに抱きかかえられて呻いてました。
嫁、「あのなぁ~、わしらはなぁ、死んであっちにおるとなぁ、『ええボンさん』か『あかんボンさん』かわかるんや!今日のあの坊主は『あかん』坊主や!あんなんお経ちゃうねん!」・・・と叫んでる。
どうやら30回忌を迎えた死んだおじいちゃんがボンさんにクレームしているようでした。
しばらくすると、また違う方が出てこられました。
嫁、「みんなで飴ちゃんを食べなさい。口の中でコロコロ言わして食べて頂戴!」
大きな飴ちゃんを常にキープしている義母タカコがそこにいるメンバー全員に飴を配ってなめだすと、「ちゃうちゃう!もっとコロコロ言わせてなめてよ。あ、そこの僕ちゃんは上手やねぇ~」とうちの息子を褒めてくれました。(^_^;)
「この子にも食べさせてあげて~」と義母タカコが飼っているフレンチブルドックにも食べさせてました。。(アカンやろ)
当然僕もコロコロ言わせてなめてましたら、「あんたは誰や!」と突っ込まれたので、自己紹介をしておきました。
この方は嫁の曾おばあちゃんで、息子は玄孫に当たります。
法事で祀った方で50回忌です。。(めっちゃ前やのに出てくるんですね)
しばらくして、もう一人出てきて、ワーワー言ってましたが、しばらくすると三人とも嫁から出て行きました。
いつもなら、霊が出て行くとケロッとする嫁もこの日は「まだ気持ち悪いから寝るわ・・・」と言うので、おかしいな。。と思ったら、僕がいない前日にお客さんたちと飲みに行ってベロベロで帰ってきてたらしく、明らかに飲みすぎでした。
ただの二日酔いやん。。。
向かってくる波
生きてれば色々ありますね、ホント。
自分が願ってるのかどうか分からないけど、向こうの方から流れてくる「運命の波」ってのがあって、自分ではそれが来る直前になっても予想がつかない。
いつも行く姫路の寺のボンさんは、「常に直感を磨け」と言う。
直感を磨くためには、次の三つをやる。
一 、 よく見かける数字や言葉などに注意を払う。
二、身体の詰まりを無くす。
三、ポジティブに考える。
僕は万年、鼻が詰まってるし、腸がとても弱いので、一番目と三番目を鍛えるしかない。※先日、腸セラピーに行ったけど。^_^;
向かってくる波は乗りこなせるかどうか分からないけど、「乗ろう!」と思わないと乗れないし、スルーばかりしてたら、いつまでもそこに止まったまま。
行動することは人間にしかできないので、天に向かって「お願いしますよ〜〜」と頼みながら、自分はしっかり智慧を絞って一歩を踏み出す。
それしかない。
七福神 episode-2 ダルマサンガコロンダ!の巻
これも深夜の出来事でした。
前のマンションの話ですが、廊下を歩くと床が「ギシギシ…」と音が鳴ります。
なので、嫁や息子が廊下を歩いてくると、「ギシギシ…」と音がなりますので、息子が私を驚かそうとして忍び足で歩いてきても、足音でバレちゃいます。
ある夜、深夜の丑三つ時のことでした。
廊下で「ギシギシ…」と音がするので、息子か嫁が静かにトイレに行くのかと思ってましたが、トイレのドアを開ける音がしない…
「こ、これはドロボーか!?」と思い、そーッと廊下を見ても誰もいない。しかも、「ギシギシ…」という音も止まる。
「あれ? 誰もおらんやん。。おかしいなぁ…」ということで、また寝ようとすると、またまた「ギシギシ…」と音がする。
廊下には誰もいない。。見たら音も止まる。
それを数回繰り返してもラチがあかないので、「もうええわ…」ということで寝ました。
朝起きて嫁に聞いても「ギシギシ…」という音は聞こえなかったらしい。
なんだか分からないので、義母タカコに聞くと、「七福神さん全員が来られてた」らしいです…。^_^;
ほんで、僕が気づいて廊下を見ると、ストップして気づかれないようにしてた…
私は見えなかったけど、「ギシギシ…」という音がしてたということは、七福神さんもわずかながら重量はあったんでしょうね。
僕は、七福神さん達と「ダルマサンガコロンダ」をしてたみたいですね。
※関西では「ボンさんが屁をこいた」、私の故郷和歌山海南では、「インデアンのフンドシ」…
引っ越した新しいマンションにも是非来ていただきたいです。
七福神 episode -1 大黒天 現る!の巻
我々がとてもお世話になっている七福神。。
結構な頻度で出てきていただきます。
以前「プレゼントはサンタさんから・・・?」で書きましたように、僕が最初に出会った七福神さんは「布袋」さんでした。
その後、弁財天さんにもお会いしましたが、今回は「大黒さん」との出会いを書きます。※ますます怪しくなってきましたね…^_^;
昨日はいつも行く姫路のお寺で大黒さんの法要でした。
仕事のことや色々な悩みを持った時、僕を救ってくれるのは、いつも「大黒さん」です。
大黒さんは、義母タカコとお勤めをしてる時にも必ずアドバイスや気をつけることを伝えてくれますが、出て来てくださった最初の頃は、「声が小さい!もっと大きな声で(真言を)唱えろ!」と割とスパルタな鍛え方もしてくれました。
あるときは仕事のことで「あの人に連絡しないとアカンなぁ・・・でも、なかなかタイミングが難しいなぁ・・・忙しい人やから電話したりメールしてもなぁ・・・」と思ってた時に、「そうや、近くに大黒さんが祀っている神社があるので、ご挨拶に行こう・・・」と思って歩いてたら、その連絡しないといけない人が前から歩いてきたという。。。(^_^;)
そんな大黒さんは、何度かお家にも来てくれたことがあります。
※布袋さんのように、 この目で見た訳ではないですが。
ある夜、台所の方で「ザラザラ〜〜ザラザラ〜〜」という音が聞こえました。
「あれぇ? こんな夜中に嫁が米を炊こうとしてるんかなぁ…」と不思議に思ってたのですが、ずーっと「ザラザラ~~・・・」と聞こえる。
「どうしたんやろう?」と思って、台所を見に行っても誰もいない。。(しかも真っ暗)
嫁とは別々の部屋に寝ているのですが(不仲ではないです!僕のいびきがスゴイんです!)、嫁の部屋をのぞいてみたらスヤスヤーと熟睡中。
「うーん、おかしいなぁ」と思ってたのですが、深夜と言うこともあり僕ももう一度寝ようとしましたが、またまた「ザラザラ~~」と音がする。
もう一度見に行きましたが、やはり誰もおらずに、行けば音がやむ。。
そんなことを何度か繰り返したのですが、「もうええわ・・・」と寝てしまいました。
翌朝起きて、嫁にそのことを伝えましたが、「え? 私は知らんで。。うーん、お米も減ってないけどなぁ・・・」ということだったので、義母タカコに問い合わせました。
義母タカコ曰く、我が家に息子が産まれたので、生活が楽になるように大黒さんが夜中にお米(財とか富を表現したモノとしてのコメ)を持ってきてくれたそうです。
嫁にもその経験があるようです。
新しい家に引っ越したばかりの時ですが、ある朝、お米を精米するように頼まれて僕が精米に行って帰ってきました。
そのまま何も言わずに仕事で家を出たのですが、嫁が台所で「ザラザラ〜〜」と音がするので、僕が精米したコメを米櫃に移してるんだと思い、台所を見に行っても誰もいなかった…という経験をしました。
お酒とお饅頭をこよなく愛する大黒さんですので、ことあるごとに我々も大黒さんにお供えをしますが、今日もいいことがあったので、帰りにお饅頭を買ってお供えしたいと思います!
※よもぎ饅頭にしました。
いつもありがとうございます、大黒さん! (^o^)/